地域中核病院のアウトリーチ ~濃尾地域包括ケアセミナー~

      2017/04/24

4月22日 松波総合病院の主催で岐阜のグランベール岐山を会場に 岐阜県内外の医療福祉関係者が200名あまり参加して 濃尾地域包括ケアセミナー(16回濃尾医療連携セミナー)が開催されました。これまでの医療連携セミナーを地域包括ケアセミナーと改められたとのことです。松波病院はCTを日本で3番目に導入したり 生体肝移植を民間病院で初めて成功させたり 時代の流れを読み先駆的な取り組みに積極的で 岐阜だけでなく全国的に有名な病院です。500床余りの総合病院で 医師数が約140名 1200名を超える職員数 岐阜大学病院からも幹部医師が多数派遣されています。また研修医も毎年10名程度受け入れており 社会福祉法人立の病院として地域に貢献されています。今年2月日本医療マネジメント学会地域連携セミナーで講演させていただいた際 松波和寿病院長(日本医療マネジメント学会役員)からお声をかけていただき 今回のセミナーにうかがうことになりました。講演テーマは「生活に戻すための多職種連携」と このところの定番です。連携は目的ではなく手段であり 何のために連携するかが大切ですから始まり・・・連携とは・・・そして以下の

〇手段の目的化・課題解決型からの解放 目的達成型への移行 “何のために”を意識する

〇してあげる・してもらうの依存関係からの脱却 エンパワメント重視

〇ポジティブシンキングへ 長寿社会を築くために この指とまれのリーダーシップ

〇社会的弱者ケアから元気高齢者支援へ 高齢者が日本を支える

などをポイントに 約45分お話しさせていただきました。

松波病院長のお兄様で 当法人の理事長 松波英寿先生からもお褒めの言葉や今後の活動へエールを送っていただき 今年度の全国行脚のいいスタートが切れました。セミナー後 立食パーティーがあり 地域の医師会の先生方や病院の看護部長さんはじめ多職種の方々と懇談ができたことも 今後の励みとなりました。

またその後 松坂牛料理の老舗「潜龍(センリュウ)」に連れていっていただき これ以上はないといっても過言ではない アイボーンステーキをお座敷でいただきました。美味しいナパワイン(カリフォルニア)とともに 感動の夕食会となりました。翌日に一切胸焼けがしない!というのは やはり肉の違いでしょうか。

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