妄想すれば実現する!!~松阪市地域ケア推進会議~

   

9月22日(金)19時から、松阪市の地域ケア推進会議(三重県短期大学教授:長友正薫輝会長)が、市の産業振興センターにおいて開催されました。三重県の医療介護連携アドバイザーとして半年が経ちましたが、当松阪は3回目の訪問となり、県のモデルになっていただくこと期待して、県や県医師会のバックアップのもと関わらせていただいています。市のスタッフや地元医師会の先生方には、既に仲間として受け入れていただき、アドバイザー冥利といいますか、モチベーションが上がらないはずはありません。講演用のスライドは用意したものの、早々に脱線してしまい、独演会状態?!だったと思います。ケア推進会議の拡大版ということで、本来は推進員さんの話し合いの場ですから、講演時間も45分の設定でした。できるだけ時間内にとは思ったのですが、短い時間で伝えるのは難しいですね、やはり60分経過していました。

講演のコアは、“妄想しよう!”です。少子高齢社会を課題とせず、背景として受け止めて、どんな地域なったらいいか? 夢のあるぶっ飛んだ将来像をイメージしよう! そこから議論は始まる!! といったメッセージを送ってきました。現実や課題に振り回されて、明るい将来をイメージすることが、許されないかのような誤解から脱却して、元気高齢者が地域を創造していくまちづくりを目指して、“やりたいことは上手くいく!”を信じ、当推進会議を進めていただきたいと、エールを送らせていただきました。地元行政と医師会がしっかり手を組んで、地域に密着した病院と共に、住民のその人らしい生き方や死に方がそれぞれ実現できるよう、当会が各施策提案や住民の意識改革(医療・介護・行政等への依存から脱却して、自助・共助が育まれ、住民主体の地域文化が醸成されるといった)などに、中心的な役割を果たしていただけることを、心から期待しています。山路茂氏(松阪市副市長)も終始参加いただきましたが、それに乗じて、行政はサービス提供者や施策提案者ではなく、むしろマネジメントが重要で、地域包括ケア時代の大転換のチャンスを、担当部門の業務として委ねるのではなく、行政全体として取り組んでいただきたいと切望した次第です。

右から 志田先生(松阪市医師会) 長友先生(推進会議会長) 中村先生(三重県医師会常任理事) 島田課長(滋賀県庁) 彼らのマネジメント力が決め手です。

その後の懇親会! 小林昭彦副会長が、「これからもっと妄想します!」とご挨拶いただき、さらに皆さんの熱い決意をうかがうとこができて、冷たい美酒を傍らに、熱い熱い松阪の夜を過ごすことができました。

 

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