コシヒカリと八海山のまちの地域包括ケア~南魚沼市地域包括ケア連絡協議会多職種研修会~

   

11月11 日(土) 午後2時から南魚沼市ふれ愛支援センターで、当市の地域包括ケア連絡協議会(安部龍一会長)の主催で研修会が開催されました。高齢者本人や家族、そして地域で生活するすべての人々を、お互いに支える地域包括ケアを実現するため、地域を支える人と在宅医療・介護を中心とした多職種が連携し、意識を共有することを目的とした研修会です。テーマは「生活を分断しない在宅連携と地域づくり~元気高齢者の育成支援~」です。医師会はじめ三師会の代表の方々、公立病院医師他、行政職員、地域包括ケア及び在宅医療連携関係機関従事者、民生児童委員、健康推進員、筋力づくりサポーター、議会議員、地域づくりに係る団体、住民グループ等幅広い層にわたる参加がありました。

私の90分の講演の後、グループディスカッションも行われ、社会的弱者ケア重視からの脱却を図り、元気な高齢者が地域を創るイメージを共有して、健康文化の醸成によるまちづくりを構築しようと、大変盛り上がりました。私の本を持っていたのですが、ありがたいことに休憩時間に完売する勢いで、愛媛から遠く離れた魚沼に同志がたくさんできたことに心から感謝申し上げる次第です。

 その後、引き続き懇親会にも参加させていただきましたが、ディスカッションの延長そのもので、さらに当地の銘酒“八海山”がさらに追い打ちをかけ、楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。ところで当市の保健福祉部長さんも研修担当の行政職員も「米山」さんということで、さすがコシヒカリのまちと痛感した次第です。

この地は、行政と医師会はじめ3師会との連携が取れていて、医療介護の多職種の話し合いの場も確保されており、また公立病院も地域に密着した病院として取組んでいます。それぞれがもう一歩踏み出せば、この地域の活動は間違いなく先進モデルとして発信できると感じました。今後の発展を心から期待しています。

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