ケースメソッドで人材育成の全国展開~日総研:大阪研修会~

   

2月25日(日)、大阪市本町の田村駒ビルで、日総研の全国ツアー 大阪研修会が開催されました。「多職種・多部門協働で入院前から取り組む退院支援およびケースメソッド体験」がテーマで、地域包括ケア時代のマネジメントするために、ケースメソッド的検討を現場に根づかせるファシリテーター養成を狙いとしたものです。

私が提唱している“MCCEプロセス”を物差しに、ケースメソッド的検討を通じて、M(ミッション)を明らかにして、その共有 C(コンセンサス)することが先決です。そしてその実現に向けたベクトルに、これまでの取組や資源を乗せることで協働 C(コラボレーション)を図り、患者や家族、関わっている方々の力を引き出す E(エンパワメント)を推進していくかが醍醐味です。課題解決に振り回され、仕事を抱え込み、せられ感覚の一丁上がり的な日々を送ることから脱却して、ぶれることなく、不安もなく、前を向いて取り組んでいきためにも、ケースメソッド的検討は大きな力になります。短い時間ですが、彼らファシリテータが、この研修会で終わることなく、現場で展開していくことを心から期待しています。これから、3/3(土)福岡、3/17(土)広島、3/24(土)札幌・・・と続きます。まだまだ申し込み可能です。皆さんの参加をお待ちしております。

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