薬メーカーとコラボへの期待~今治地域糖尿病地域連携講演会~

   

6月13日(水)19:00~ テクノポート今治において、地域包括ケアと地域連携による糖尿病治療に関する講演会が開催されました。今回はノバルティスファーマがスポンサーでしたが、このところ薬メーカーからの問い合わせが多くなっています。薬の広報と併せて、地域包括ケア時代の医療の在り方や地域連携についての講演会を企画したいとのご相談です。地域連携パスが流行った頃に、MRさんからたまに講演依頼や研修会の案内がありましたが、最近は地域包括ケアをキーワードに、よくアポがはいります。30年の診療介護報酬同時改正において、地域包括ケアが明確に打ち出されたこともあって、MRさんもよく勉強されています。あくまで地域行政と医師会そして地域中核病院の連携により、人材育成や基盤づくりに取組んで欲しいと思いますが、メーカーが一時的流行ではなく、継続的かつ積極的に参画していただくことは、大いに結構です。特に医師や病院関係者、そして薬剤師さんへ、地域包括ケアの真意を伝えるには、MRさんの協力を得ることは効果的だと期待しています。今後、メーカーさんとの連携が、地域包括ケアの推進につながることを楽しみにしています。

愛媛県内特に今治地域での講演は久しぶりです。講演テーマは「地域包括ケア時代を活き抜く多機関・多職種連携~平成30年診療報酬同時改定のポイントから~」として、約45分という短い時間でしたが、関係者を含めて50名余りの今治地域の医療介護関係者に、地域包括ケアの真意や今後の医療介護の進む方向性について、伝えることができたと思います。講演終了後、地域の熱心な先生方と立ち話ですが機会が持てました。今治にも同志がいらっしゃることを心強く感じた次第です。

 

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