広島の盛り上がりはカープだけじゃない!!~元気づくり大学キャンパス“どんぐり財団”と北広島町~

   

img_7529 img_7531

11月1日(火) 日本公衆衛生学会のシンポジウムで報告された 元気づくり大学(大平利久学長)のキャンパスである北広島町に行って参りました。今回で2回目ですが 100名を超える元気高齢者(若い方もたくさんいらっしゃいました)に歓迎していただきました。時代の先を読み 早期からいなべの元気づくりシステムに着目し 学び導入してきた“どんぐり財団”が 行政の理解と協力を得て 今や互いが一体となって 本システムを武器に 地域包括ケア時代の地域づくりに取り組んでいます。日本ハムに負けたとはいいながら リーグ優勝の余韻がまだまだ冷めやらない広島ですが 多くの参加者がカープのユニホームと同色(深紅)の おそろいのTシャツを着て さすが動員のかかっていない(組織力に頼ってお願いしてきてもらう)自主的な集まりということもあって いわゆる“住民力を肌で感じる場”でありました。町長が講演に先立って 通常のあいさつではなく 参加者と意見交換会をされているのも印象的でした。私の話は 例によって 「ありがとうと言われる元気高齢者を目指そう!」といったお話でしたが 「そんなこと言われなくとも・・・」といった返事が伝わってくる会場のムードでした。どんぐり財団(一般財団法人)の関口昌和氏と 町の保健師 頼政ミノリ氏とのやり取りも お互いの連携というか志を共有した仲間のやり取りといった感じで とても和やかな雰囲気でした。保健師さんから 「私たちはこれまで一生懸命に“してあげる”を担ってきましたが 元気づくりシステムが町に浸透してくるにつれて そうではなく 住民の皆さんの“求めること”をしっかり受け止め ともにその実現に取り組んでいく喜びを痛感しています」とコメントがありました。

img_7537

どんぐり財団の取り組みがいよいよ行政と共に 地域づくりの牽引役として 本格的に活気を帯びてきました。いなべ市や北広島をはじめ 南関町(熊本県)伊達町(福島県)玉城町(三重県) 元気づくり大学の全国のキャンパスの動き ますますこれから目が離せません。

 img_7532

 - その他