地域包括ケア時代を後押しする学会の役割~第47回滋賀県公衆衛生学会~
2月12日(日) 滋賀県大津市の“ピアザ淡海”において開催され 特別講演に招かれました。テーマは「地域包括システムの実現に向けて」で 当学会実行委員会(寺尾敦史草津保健所長)が 多職種連携をキーワードに地域包括ケアに焦点を当てて 第45回学会からの3回シリーズで企画されました。今回はその最後の年です。一昨年は大分県庁の藤内修二先生 昨年は高知中央保健所長の田上豊資先生が講演され それを引き継いで締め括り?!ということで責任重大です。本学会開催の本部である滋賀県健康づくり財団(那須安穂理事長)から 私の保健所長時代の恩師:草野文嗣先生を通じて依頼があり 随分プレッシャーがかかりましたが 約1時間の短い時間で 地域包括ケア時代をけん引するのは公衆衛生マインドであることは伝えられたと思います。
会場には 保健師他行政関係者や医療福祉関係約200名が参加し 活動報告やシンポジュームなどが行われ 私もしっかり参加させていただきました。各都道府県や圏域で行政主催のこのような公衆衛生学会が行われてきていますが 多くの地域で縮小傾向にあり 時代の流れを感じていましたが 滋賀ではまだまだ活気に溢れていました。研究のための研究ではないまさに地に足の着いた実践学:公衆衛生を感じる素晴らしい学会でした。
バレンタインデイがもうすぐ! 一足早いチョコをいただきありがとうございました。
草野先生が 近江牛で慰労をしていただき 忘れられない思い出となりました。