行政と医師会の協力で多職種が互いの力を発揮する~松阪市の在宅医療介護多職種連携の会~
2017/08/18
8月9日夜 松阪市の行政や各分野からの有志が集まる多職種連携の会にお招きいただきました。三重県の医療介護連携アドバイザー事業の一環です。前松阪市医師会長の志田幸雄先生がリーダーとなって 松阪市行政と市医師会が協力して 在宅医療や医療介護連携の推進に向けて これまで互いの理解促進・信頼関係の構築に取り組んでこられています。仕事を終えて集まってくるそれぞれの笑顔 また前もっていただいた質問の内容からも この会の重要性がよくわかります。松阪市の地域包括ケア時代を活き抜く策は この会がけん引するんだという意気込みが伝わってきました。私としてもむろん気合が入ります。あえてパワーポイントを使わず口頭で 地域包括ケア時代の本質や連携とはなど原点に返ったお話や 行政や医療介護職の落ち込みやすい留意点など40分ほどお話させていただき その後参加者からの質問をいただきながら 社会的弱者の個別ケア重視から 住民力・地域力を引き出す地域づくりへの目的や その実現のために互いの力を引き出しあうことを確認しあいました。松阪市には3つの中核的病院があり 互いの連携や地域(在宅医療介護等)と密着した関係性づくりがポイントであることも話し合われました。
9月22日にも松阪市にうかがい 医師会主催の地域包括ケアの会で講演することになっており この会で学んだ地域の実情を踏まえて 多職種連携の会がさらに力を発揮できるよう 少しでも後押しになればと思っています。