準備は万端!加速化に期待!!~伊勢志摩地域の多職種連携プラットホームづくり~
1月30日(火)18:00~ 伊勢志摩地域 地域包括ケア研修会に、三重県医療介護連携アドバイザー活動の一環でうかがいました。伊勢志摩は2回目ですが、今回は講演前に、竹内千尋市長はじめ行政の幹部の方と、日比秀夫医師会長やお世話になっている三重の仕掛人 中村康一先生(三重県医師会常任理事)らとの懇談の場を持ち、互いのコンセンサスを図る機会をいただいました。また講演会には、現場で活躍されている医師会や病院、また在宅医療ケアのスタッフ等医療介護関係者や、自治会幹部・民生児童委員等の住民代表、そして行政職員など、前回のリピーターを含め100名近い方々がお集まりいただきました。講演では、特に課題解決型から目的達成型へのマインドの切り替えと、元気高齢者を育成支援するための専門職の連携強化と、住民の健康文化を醸成するためのアウトリーチの大切さについて約50分お話しました。日本医師会では、地域包括ケアを推進するための“多職種連携のプラットホーム”づくりを推奨していますが、当地域では、医師会と市の話し合いのもと、既に地域医療支援病院となっている県立伊勢志摩病院を地域密着型病院の中核と位置づけ、医療介護連携拠点整備の一環として、このプラットホームを構築する構想が既に動いています。まだ確立には至っていないものの、近い将来、設置・稼働し、全国のモデルとして、医師会主導型モデルとして全国にも発信されることを期待しています。
講演終了後、伊勢志摩の海が見渡せ、日によっては遠く富士山が見えるという割烹旅館“かねよ”で、市長や医師会幹部、そして片山繁先生(伊勢志摩病院管理者)と共に、サ高住ではなく仕高住(仕事付き…)で元気高齢者の育成支援など、熱い熱い伊勢志摩の地域包括ケア時代のまちづくりについて語り合うことができたのも、大きな収穫でした。