地域は確実に動いている~滋賀県アドバイザー事業のこれまで総括と展望~
5月24日13:30~ 近江八幡市で アドバイザー派遣事業報告会が開催され 昨年私が関わらせていただいた地域の方々約50名に集まっていただき ざっくばらんに現状報告や今後の展望についてうかがいました。正直 各報告をうかがって 確実に地域は動き出し成果を出されている状況や 今後にかける担当者の意気込みが伝わり 頼もしさと将来性を感じることができ 心から嬉しく思いました。毎回確認にはなるのですが 今回も・・・課題解決型にならず 地域の将来をイメージして その実現に向けたベクトルを意識して それぞれが取り組めるようマネジメントすることを強調し確認しました。とにかく住民力・地域力を引き出す“エンパワメント”の考え方が 常になければマネジメントはできません。特に行政と医師会の地域づくりに向けた話し合いによる基盤づくり 特に生活に戻すことを重視した多機関・多職種連携プラットホームの構築・運営 そのことにより“かかりつけネットワーク”の構築や充実に向けた具体的な取組みが肝です。そして地域の病院への働きかけと病院のアウトリーチの促進 そして住民意識の醸成へと 真の意味での健康な地域づくりをイメージした協働が期待されます。課題解決をそれぞれの立場や都合でやれることをやればいいという時代ではないのです。各地域 温度差も含めてかなり異なっていますが 目指す方向にそれほど違いはありません。自信と夢をもって進めていって欲しいと改めて感じました。
今後アドバイザーとして、どれだけ地域特性を考慮して支援することができるか 私の力量も試される3年目です。責任を感じる一方 非常に楽しみな一年になるとワクワクしています。