‟やったー!”の渦を起こせ!!~守山市役所懇談会~

   

11月2日(金)は 滋賀県と三重県の両県にわたるダブルアドバイザーデイとなりました。隣県ではありますが、両県を連続して関わる機会は少なく、ましてや一日で両県の事業に関わることは珍しいことです。日本のど真ん中、日本の歴史の中でも要所である地域で、地域包括ケア時代の医療や福祉そして行政の大改革に関わることができるのは、本当にありがたいことです。

10:30~、守山市すこやかセンターで地域包括ケア時代を活き抜くための行政職員を中心とした懇談会が開催されました。市の職員が自ら提案するまちづくりプレゼンテーションを受けて、関係者と共にディスカッションする中に加わって、ファシリテートというかアジテートする役割です。高齢者施策部門以外に障害者対策部門や、社会福祉協議会さらに人事部門から、約20名の参加がありました。地域包括ケア担当の堀口保健師のフレンドリーな進行のもと、長寿施策課の熱血漢:犬丸氏のプレゼンのもとに、行政や関係者の本来業務というか、“誇り”を強く意識させるような熱い話し合いになりました。犬丸氏からは、過去から引きずった課題に翻弄されることなく、未来を創るために、住民の”やったー!“という喜びのうねりを引き起こそうということで、従来の“三方良し”ではなく“三方良し+(プラス)” つまり売り手良し・買い手良し・世間良しに、さらに“未来良し”を加えた「新三方良し」の提案がされました。過去の延長線上に未来がないことを再認識して、未来のために今を活用する大切さを、“バックトゥーザフィーチャー”になぞらえて、大変魅力的なプレゼンをしていただきました。これを受けて、やらされ感覚を持ち疲弊しつつある行政マンが、住民と共にやりたいことがやれるために、行政や住民、地域にどのように働きかけていくかについて、それぞれの立場から意見が出されました。私にとっては、守山市の行政マン(社協マン)の底力を知る機会となり、大変心強く感じると共に、やったー!のうねりを起こしてくれると信じる気持ちが沸いて参りました。

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