地域密着型病院のモデルを目指す 野洲病院へ期待~“医-居ネットYASU ”~

   

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10月20日(木)18:30~20:00 滋賀県にある野洲病院(医療法人社団 御上会)にうかがいました。野洲病院が中心となって取組んでいる[在宅医療・看護・介護をつなぐ合同勉強会 医-居ネットYASU」が4年目を迎えており その一環として 「地域包括ケア時代の病院の役割と地域医療のあり方」をテーマに講演し 地域の関係者の方によるパネル茶話会(ディスカッション)にも参加して参りました。市内・近隣の在宅医療介護に関わる関係職種約50名の参加があり 当病院の内原啓次内科副院長から「野洲病院における地域医療連携の取り組みの現状」と題して 野洲病院の意気込みや先駆的な地域連携活動 そして内科入院専従医(ホスピタリスト)についてうかがい やっぱり私を呼んでいただく病院や地域は 地域の医療福祉の在り方を自ら真剣に模索されていることを実感させていただきました。パネル茶話会では 地域密着型病院を目指す野洲病院の医師や看護師・事務職他と 住民の生活を支援している地域の医師や看護・ケアマネ他と 地域包括ケアに取り組む県や市の行政関係者らによる 本音のディスカッションが行われました。互いの連携は以前に比べ格段に進んだものの 医師や患者・住民の意識改革の難しさや 地方行政と医師会等関係機関の連携の課題 また市長選の行方によって市立病院の建設方針が揺れる不透明さなど もはや連携推進の枠を超えて 地域づくりへ向けた意見が出されていました。短い時間でしたが 私自身とても勉強をさせてもらいましたし 野洲病院の地域密着型病院モデルとしての今後のご発展に期待が膨らみました。

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