出生率日本一の徳之島 それは元気高齢者率が高いこと(子宝空港)~徳之島講演会~

   

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11月30日(水)午前中の仕事を済ませて 午後の松山⇒鹿児島⇒徳之島 JAL系の飛行機を乗り継いで 高橋尚子がオリンピック金メダルを目指してトレーニングした“尚子ロード”でも有名な 南国“徳之島”に 夕方到着しました。徳之島といえば 徳洲会病院の創始者である徳田虎雄氏の故郷であり まさに徳洲会ネットワークにより医療介護が支えられており 徳之島の大久保明(伊仙町長)も徳洲会病院の医師であることから 行政も含めて徳洲会マインドがいかに 地域包括ケア時代の医療・介護のリーダーシップを発揮するか大変興味深くうかがいました。また世界的長寿者 泉重千代さんもこの島の方で 長寿も“売り”ですが 徳之島空港は別名“子宝空港”とされており 出生率が日本一とのこと この田舎で何故?と思うのですが それは元気な高齢者が多いことが原因ではないかと痛感しました。高齢者が元気だと子供を産み育てやすいということ つまり少子化対策は 元気な高齢者を育成支援することだという 私の持論が実証されている地域でした。

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徳之島は12月だというのに やはり沖縄に近いだけあって暖かい。当町の保健師 徳田美加子さんとは 健康日本21など健康づくり活動を通じて もう20年近い付き合いになります。今年鹿児島の研修会で再会し 今回は地域包括ケアにテーマを変えてうかがうことになりました。なかなか来れないところですので 到着してすぐ(1)医療・介護専門職対象の講演 翌日12月1日の午後には(2)徳之島町主催の地域住民対象の講演というダブルヘッダーでした。徳田保健師さんの今回の狙いは 「医療依存・介護依存から脱却し、その人らしい生き方を実現する」という 地域包括ケアシステム推進に向けた医療・介護の在り方を共通理解するためということで ハードスケジュールではありますが まさに私にぴったりのテーマをいただき はりきってうかがいました。

 

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(1)の講演会では 私の前に 徳洲会病院の水田博之副院長のご講演があり  まさに私のイメージにぴったりの総合診療を実践され 島を愛し熱意と志をもって 日々奔走されいる活動をうかがい感銘しました。徳洲会マインドの素晴らしさを実感しました。

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img_77491(2)では 住民の各地域の活動が 住民時自身によって紹介され 元気高齢者が地域を創るとはこういうことなんだということを学ばせていただきました。“おぼらだれん”地元の言葉で「ありがとうございます」という意味ですが 私の締めくくりの言葉とさせていただきました。

徳之島町は、新総合支援事業を導入して 地域サロン活動や元気ポイントによる自主活動、その他グループでの集いの場やボランティア活動など、多様な住民活動が活発になっています。活動の担い手を増やし、さらに元気高齢者を増やす地域ぐるみの活動に展開していきたいとのことです。また平成27年度から 徳之島3町で“徳之島地区医療・介護連携推進事業”を実施しており 多機関・多職種の連携を図りながら 検討会や研修会を継続的に開催しています。「スマイルライフ通信」をご参照ください。

http://www.tokunoshima-town.org/kaigofukushika/20150831.html

住民の生き活きした活動やそれを支援する保健・医療・福祉関係者の皆さんとの交流ができて・・・・ 幸せでした。

あいにくの曇り・雨模様でしたが、島内を講演の合間に案内していただき まるでハワイにいるような錯覚を抱くくらい 癒されました。是非また来たい!! そう思って夜の便で鹿児島に戻りました。

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