目的に返るためのディスカッション~見える化事業を人財育成に活かすために~  資料添付

      2016/12/30

最後に プレゼン資料(ケースメソッド的検討)のPDF 添付しています。

 

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12月22日(木)滋賀県の医療福祉推進アドバイザーとして 今年の締めの日となりました。午前中 来年に向けての打ち合わせに始まり 午後からは県下の行政や医療・介護等 地域包括ケアに関わる地域リーダーを対象とした 今年2回目になる「我が町の地域包括ケア」を考える研修会に臨みました。会場はブログでも紹介した草津総合病院(9階あおばホール)で 院長や在宅医師をはじめ約130名が集合しました。1回目は 私の講演が中心でしたが 2回目はケースメソッド的検討を用いた 具体的な症例や在宅医療・介護連携事業に関する2事例のグループディスカッションと “見える化”事業の中間報告といった内容でした。ケースメソッド的検討を研修等に使い始めてもう十数年になりますが 事例を通じて 課題解決を急ぐことなく 目的を確認・共有することを重視して いわゆる原点に返ることで 解決しがたい局面を乗り越える手法として これに勝るものはないと思っています。事例の最後に「あなたらどうしますか?」と投げかけるのですが どうするか?の解決方法を導き出す前に 事例における一番のミッション(目的)を明らかにすることがポイントです。「誰もが悩んでいるのは手段であって目的ではない 目的に返れば必ず一歩踏み出せる」というのが この検討方法の強みの根拠です。マネジメント力を発揮している方の多くは 知らず知らず目的に返った思考をされていると思います。確信犯として 目的に返る話し合いをリードできるスキルを磨くことは 人材育成において極めて効果的な方法だと確信しています。これまで全国で実施してきましたが 滋賀県においてはさらに広く活用していきたいと考えています。

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夕方18:30からは 医療福祉・在宅看取りの地域創造会議 第51回ワーキングが滋賀県庁で開催されました。私は2回目の参加となりますが 行政や医療・福祉関係の各職能や警察官など 熱い思いを持ったリーダーが30名あまり参加しました。私の方から“見える化事業”を通じて学んだことをご紹介し それに基づいたグループディスカッションが行われました。私の考えでは“創造”とは 全くないところからではなく 今あるものをしっかりと見定めて普遍化し 地域に普及させていく過程で生み出されるものだと思います。“見える化事業”が我々アドバイザーの任務ではなく 地域のリーダーが積極的に参画することで この創造会議はさらに発展していくことを強調させていただきました。

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“熱い仲間は 懇親会も熱い”を体感できることも大きな魅力です。日頃先を見て行動することで 少なからずストレスを抱えている方々が 地域や職能を超えて 志を同じくする仲間と本音で語り合うことで 互いにエンパワメントされ 再びチャレンジしていく・・・素晴らしいと思います。結局は地域を変えるのはシステムではなく人であり 自ら磨き互いに磨きあえる関係作りこそ 最も必要な条件であることを再確認しました。

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この時のプレゼン資料です。

ケースメソッド的検討

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