保健師よ立ち上がれ!今こそヘルスプロモーション~滋賀県市町保健師協議会総会

   

保健師の役割は 地域包括ケア時代のヘルスプロモーションの推進者として ますます期待するところです。4月28日(金) 滋賀県国民健康保険団体連合会の主催で 連合会ビルで当会が開催されました。滋賀県の医療福祉アドバイザーとしてはうってつけの役割です。「今こそヘルスプロモーション~保健師に期待すること~」というテーマで90分講演させていただきました。特に 若い保健師さん達は 公衆衛生が地域保健に置き換えられて 目の前の個別の課題解決に翻弄されている傾向があり 地域包括ケア時代を活き抜くには この悪循環から脱却することが不可欠だと思っています。ヘルスプロモーションの理念を 保健師の活動の原点 そう昔の保健師さんが取り組んでいたことに照らし合わせて 本来の公衆衛生を熱弁して参りました。特に 0次 1次 2次 3次と公衆衛生革命があり 地域包括ケア時代は公衆衛生の第4次の最大かつ最後かもしれないチャンスであることをアピールしてきました。また以下の 公衆衛生の考え方を強調しました。

  • 疾病治療・介護予防 ⇒ ときどき医療・介護の健康づくり支援へ
  • 治療・介護重視 ⇒ 生活重視 地域生活ネットワークの構築
  • リソースマネジメント…今地域にある資源を掘り起こし活用
  • ヘルスプロモーション…自助・共助⇑ 住民主体の地域づくり
  • ソーシャルキャピタル…ベクトルの共有 顔の見える関係を超え
  • ノーマライゼーション…障害者へ ⇒ 障害の有無に関係なく共に
  • エンパワメント…住民力 地域力 自分自身の力を引き出す

今年も各地域にうかがいます。滋賀県内の市町保健師の活躍を心から期待しています。

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