三重県在宅医療介護連携アドバイザーに ~三重県医師会のチャレンジ~
昨年の四月から滋賀県の医療福祉推進アドバイザーを務め 今年度も継続することとなりましたが 三重県でもほぼ同様の業務での目的で アドバイザーとして関わらせていただくことになりました。5月19日(金)はその打ち合わせで 三重県津市の三重県医師会に行って参りました。松山空港からセントレア(中部国際空港)まで60分 そこから高速艇で 伊勢湾を横切って津までは45分 遠いとはいいながら 初夏の風を受けて爽やかな旅です。
松山からは。私をアドバイザーとしてお招きいただくぐらいですから 滋賀も三重も地域包括ケアや在宅医療の推進に熱心であることには間違いありません。それぞれ県行政と県医師会の協働が基盤にありますが 滋賀県は県行政主導型 三重県は医師会主導型ということでしょうか 私としてもこのタイプの違う地域で同時に 実践研究できることは大変光栄でありやりがいを感じています。三重県の仕掛人は 県医師会常任理事の中村康一氏・馬岡晋氏で いずれも日本医師会の地域医療や介護保険の委員会の重鎮です。両氏に私が滋賀県で活動している状況を紹介いたしましたら 三重にも是非にと 知事を説得して急遽決まった次第です。責任の大きさを感じると共に 少しでもご期待に報いたいという気持ちで一杯です。さて これからの予定ですが 1~2回/月程度 三重県にうかがいながら 関係者や住民の意識啓発及び人材育成 また市町村への直接支援(応募性によるモデル事業)に関わることになります。県健康福祉部長寿介護課の島田晃秀課長はじめ 県庁の方々から アドバイザー(私)活用事業についての説明をいただき 県の意気込みがしっかり伝わりました。また中村先生他医師会からも期待の言葉をいただき モチベーションがグッとエンパワーされました。日本一の地域包括ケアシステムは 滋賀県か三重県かとの思いで 微力ながら努めて参りたいと思います。