地域に密着した病院づくりこそが地域包括ケア時代の使命~私立病院協会総会セミナー~

   

6月15日(木)16:30~ 大津プリンスホテルで滋賀県の私立病院協会(間嶋孝会長 森田豊副会長)の総会が開催され講演会にお招きいただきました。滋賀県の医療福祉推進アドバイザーをお受けし2年目にして いよいよ私が最も切り込みたかった 地域に密着した病院への関りに大きく展開できる機会です。入院前から退院支援をキーワードに “生活に戻すための医療”を実現するために 愛媛大学病院に総合診療サポートセンター(TMSC)立ち上げたときから 大学病院というより地域に密着した病院こそが このような多職種連携のプラットホームを 市町行政や地域医師会との連携のもと 設置運営していくことが 地域包括ケア時代を活き抜く原動力になると考えていました。滋賀県が全国の先頭を切って 地域に密着した病院作りを進めていただくことが 私の大きな目標であります。もちろん滋賀県の関係者にとっても同様だと思います。講演会を聞いていただいている視線の熱さから 各病院の院長先生や看護部長他皆さんの熱意が伝わって参りました。

その後の懇親会でも 皆さんの地域医療構築に向けての責任感や覚悟が心に響く 多くのご意見や決意表明をうかがうことができました。県庁を代表して角野次長があいさつされましたが 医療ビジョンと地域包括ケアさらに保健医療計画をばらばらではなく一体的に進めていき そのためにも 保健所がその調整役として地域で信頼され活躍できるよう促進していくことを明言されました。滋賀県の今後が本当に楽しみですしモチベーションが上がります。

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