病院長や医師会長が膝を詰めて話し合うことが決め手~東近江圏域地域医療構想検討会議~

   

7月21日 14:00~ 湖東信用金庫のホールを会場に 東近江健康福祉事務所(寺尾所長) 主催で 東近江圏域の各医師会長 各病院長 歯科医師会 薬剤師会 看護協会他医療福祉関係機関代表 および行政幹部 そしてNPO他住民代表など ほとんど欠席者なく勢ぞろいされ30名余りが本会議に集結しました。本年一回目の会議でしたので 私の役割は これからの本格的な検討に先立ち 滋賀県の医療福祉推進アドバイザーとして 会議の目的を再確認し 課題解決に行き詰まらず 目的達成に向けた 建設的な意見効果や計画策定につながるよう 会のスムーズなスタートに関わることです。社会的弱者をケアする体制から 社会的弱者を作らない“元気高齢者”を育成支援する地域づくりへ “してあげる”医療・福祉・行政から 住民力を引き出すエンパワメントへ等 地域包括ケアの本来の目的を強調しながら 少子高齢化をネガティブではなく むしろウェルカムとして前向きに取らえて取り組んでいくことを強調させていただきました。与えられた時間は40分で 予想通り少しオーバーしましたが その後数名の委員から 関係者の意識改革や住民教育 そしてかかりつけネットワーク体制の充実など 前向きな意見が出され 主催者側からも“良かった”と評価していただき とりあえず役割を果たすことができ安堵しました。

この日の午前中には 管内の市町行政スタッフが健康福祉事務所に集まり ミニ研修会を開催しましたが 三重県と同様 具体的な内容は多少異なっても 山積する課題に振り回され行き詰っている状況がひしひしと伝わってまいりました。ゴールを共有することで互いの力を引き出しあえるような関係づくりに 少しでも尽力できたらと アドバイザーの役割を確認することができました。

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