光は南から 紀南地域が動く!~紀南地域の地域包括ケア体制の構築に向けて

   

10月14日(土) 小雨降る中、名古屋から3時間、特急列車に揺られて、熊野市駅に向かいました。今回2回目ですが、1回目の折に、参加者を前に、須崎真(紀南病院)院長から、決意表明をうかがって、きっと動くと予測(期待)していましたが、予想通り、今回の訪問で、それは確信に変わりました。元気高齢者が地域を担う新しい社会を目指して、紀南を元気にする活動が、大きく前進しようとしています。今回土曜日(休日)にも関わらず、病院職員をはじめ行政や医師会他地域の医療福祉機関の方々70名余り、紀南病院の会議室に集まりました。休みを返上して参加されているだけに、私自身も参加者に言葉を引き出されるような思いで、90分ノンストップで・・・・紀南地域の明るい将来をイメージして、その実現に向けて協働するために、“妄想”をすることの大切さを熱弁して参りました。

その後、在宅医療介護連携推進事業体制をどう構築するか、関係者約20名で検討会を持ちました。既に方向性は決まっています。当地域の3市町と紀南医師会が、紀南病院に拠点を置き、地域の関係者による多職種連携のプラットホームを運営する体制です。在宅医療介護連携支援センターを紀南病院に置くことを契機に、一気に基盤づくりに持ち込もうというものです。コーディネーターの選出や、病院の地域連携室や地域包括ケア病床との関係、行政の保健師や事務職の役割、そして以前から主体的に活動している紀南地域の資源“地域包括ケア研究会いこら(谷口会長)”の活用等々、1時間余りの充実した話し合いが行われました。

日本医師会が進めようとしている体制とほぼ一致しており、これが実現すれば全国のモデルとして期待されることは間違いありません。意識の高い人材に恵まれた紀南地域! 私自身 これからの発展にワクワクしています。

 

 

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