互いの力を引き出しあうコミュニティづくり~高島市在宅療養講演会・介護予防フォーラム~

   

10月15日(日)13:30から、市及び医師会主催の市民対象のイベントに参加するため、安曇川市ふれあいセンターにうかがいました。10月は高島市月間で、計3回うかがいます。テーマは「元気高齢者が地域を創る~自分らしい生き方を実現するために~」で、元気な高齢者が増え、笑顔あふれる高齢者が地域を支え、地域が活性化することで、少子化にも歯止めがかかる。またありがとうと言われることが、一番の喜びであり、お互いにありがとうと言えるような共助の地域づくりに、高齢者が主体となって取り組みましょう! といった内容です。お陰様で、終始会場からは、笑顔のエールを送っていただきました。講演に引き続き、医師会の前田先生が進行役で、「あしたの体操の会」や「フォークダンスすずらんの会」の活動報告が、それぞれ住民の皆さんからあり、すずらんの会の小川先生から運動の実演もいただきました。住民運営の“あしたの体操の会”は市内に91か所も開催されているんですね。やらされていない住民主体の活動が、行政の“ささやかな介入”によって、楽しくかつ元気高齢者の育成の場として継続・発展している現状がよくわかりました。今後介護予防に代って、総合生活支援事業などと連携して、このような活動が地域包括ケア時代の重要な資源として育まれていくだろうと期待は膨らみます。最後に前田先生から、「元気高齢者が活躍する将来をイメージして、滋賀一さらに日本一を目指した、活気あふれるまちを妄想し、そして実現させましょう」とまとめられ会を終了しました。高島市は住民の意欲を引き出して、元気高齢者が地域を支えるモデルとなってくれると思います。行政はもちろん、医師会はじめ地域の医療福祉関係者の今後の関わり方にも注目です。

また、高島市はセラピスト達の活動が活発です。このイベントにも積極的に関わり、リハビリマインドあふれる雰囲気づくりに貢献されていました。

今月27日は医師会の方々を対象にお話をさせていただきます。高島市月間が多少とでも地域に成果が表れるよう努めたいと気合を入れなおしています。

 

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