商助が地域づくりの原動力に!~第5回「商助」推進会議近江八幡市生活支援体制整備事業~

   

12月8日(金)9:30~、第5回目となる会議が開催され、近江八幡市ささえあい「商助」推進事業者登録制度実施要項や具体的な様式等が概ね決まりました。来年シンポジウムを開催し、住民や事業所他関係機関にお披露目をして、平成30年度「商助」のまち近江八幡がいよいよスタートです。5回目となる会議は、委員の皆さんの目指す方向は一致しており、質問や意見は常に的を得ており、活発なしかも前向きなモチベーションの上がる場となっています。既に委員の皆さんのっところでは、独自の工夫が検討されており、今後平和堂さんに続き、ユニークな提案がなされると、大変楽しみです。

商助とは、近江商人の三方よし「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の精神に則り、企業や事業者が地域への貢献に努力し、商いが地域を助け、地域が商いを助けるしくみを、高齢者の生活の支援体制の整備に活かしていくしくみづくりを進めるものです。具体的には、事業者が宅配のついでに高齢者の生活の支援となるような手助け(ゴミ出しや電球交換など)をしたり、高齢者の集いの場所としてスペースを提供するなど、本来の事業活動以外に高齢者や地域の自立促進となるような行いをすることです。

そもそも、「商う」の語源は、「秋、行う」だという説があります。昔、秋になると収穫した米を中心に、各地で物々交換の市が開かれました。この市が地域の生活を支える取り組みとして位置づいていました。このもともとの語源に則り、商いを通して、地域全体で支え合うことができるまちを目指します。

商助が近江八幡発信の新たなブランドとなるのは必至で、今後滋賀県はもとより全国に広がることを今から夢見ています。

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