やりたいことがやれる元気高齢者を目指して!~八幡学区福祉フェスタ~
10月27日(土)13:30~、近江八幡市0次予防アドバイザーの一環として、「八幡学区福祉フェスタ」の市民講演会にうかがいました。主催者側の希望は、今年7月に0次予防センターにうかがってお話しした内容をベースに、これから高齢者は何を目指してどのような意識を持って生きて行けば、いつまでも自分らしい暮らしをしていけるのか。また地域の活動への参画の仕方、たのしみや生きがいの見つけ方など・・・元気高齢者として意欲をもって地域で活躍していただけるよう、エンパワメントして欲しいとのこと。最近ますます私へのリクエストはハードルが高くなっていますが、「まかせてください!!」としか言いようがないですね。
講演前に、フェスタの「子ども食堂」でカレーをいただいた後、「八幡堀」に代表されるご当地の観光エリアを散策しました。土曜日でもあり多くの観光客でにぎわっています。時代劇のロケにもよく使用されているとのこと、江戸時代にタイムスリップしたかのようでした。古い建物が逆に新しい力を発信しているように、我々に伝わってくるのは、私が常日頃申し上げている、高齢者が意欲をもって活躍することが、新しい地域を創るエネルギーだという考え方に一致するものだと、一人納得していました。テーマは「元気高齢者が地域を創る~ありがとうと言われ続けるために~」として、約80分間、住民の方々を対象にお話をさせていただきました。リクエストにお応えできたでしょうか?!
若い者に迷惑をかけたくないという気持ちを持つぐらいなら、むしろ自分がどう生きたいかを実現する意欲を持つ方が、他人に迷惑をかけないだけでなく、社会に貢献し、ありがとうと言われて活きていけることを強調させていただきました。今後この盛り上がった住民の意気込みを、是非行政や関係機関がしっかりと支えて、近江八幡0次予防の真意が広がり、少子高齢化を吹っ飛ばす、地域包括ケア時代の人づくりまちづくりが進むことを期待しています。