地域包括ケア時代を医師会がけん引する~北海道空知ブロック医師会医療セミナー~

   

11月10日(土)15:00~17:00、北海道岩見沢市の北海道グリーンランドホテルサンプラザにおいて、空知ブロック医師会、基幹施設病院(岩見沢市立病院、北海道中央労災)、在宅訪問看護、岩見沢市役所の方々を対象とした、空知ブロック医師会主催の医療セミナーが開催され、講師としてお招きいただきました。今年の11月の北海道は、雪もなく、コート要らずの四国と変わらぬ秋模様でした。本セミナーは、地域包括ケア時代に何を考えどのように迎え対策を打っていくかについて、医師会として、地域の関係機関や行政と共に進めていく推進力となるために企画されたとのこと、私としても責任重大です。ブログにも掲載しましたが、今年の4月にも当地を訪れ、講演終了後、岩見沢医師会長の竹内文英先生とワインを交わしながら互いに共感し、その際医師会がマネジメントする本日の企画のお話があり、それがまさに実現したのです。前回同様、在宅医療ケアに力を入れておられる「テルモ」と医師会の共催で行われ、広報の甲斐あって、前回とは対象の異なる、多くの医師会員や行政職員そして多職種他100名を超える参加がありました。内容は以下の2つの演題で構成され、初めにテルモの青木圭江氏から、「地域包括ケアに向けた通信機能付きバイタルサインの測定機器について、その後私の方から「地域包括ケア時代 生活を支える医療を構築する~元気高齢者の育成支援の為に~」をテーマに、約70分間、何時も以上に!?、地域包括ケア時代に医療・介護・行政・地域の目指すべき方向や、自分らしく生きるために自立する「住民文化の醸成」へのアウトリーチの必要性などについて、熱弁させていただきました。

北海道医師会の長瀬清会長も駆けつけていただき、講演後に質問というかエールを送っていただきました。

17時からの医師会懇親会にお招きいただき、2次会のワインバーにも多くの医師会の先生が参加され、講演内容に共感したとの多くのコメントをいただきました。「今度は首長を巻き込んで企画しよう」とさらに盛り上がり、「地元医師会が本気になればすごいんだ!」と再確認させていただくと共に、当地域の歓迎・共感ムードに心から感激した次第です。

 

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