住民と行政の関係性を見直す!!~平成30年度滋賀県自治会連合会研修会~

   

2月1日(金)15:45~17:30、ホテルニューオウミ(私の定宿)を会場に、平成30年度滋賀県自治会連合会研修会(県内5市町の自治会連合会の役員が集結:伊藤五作会長)が開催され、滋賀県と近江八幡市のアドバイザーの立場で、講演やコメンテーターとしてお招きいただきました。会場には100名を超える自治会役員や行政等関係者の参加があり、流石!自治会のリーダーの集まりだけあって、開催前から空気がぴんと張ったような雰囲気を感じました。主催地を代表して、小西理氏(近江八幡市長)のご挨拶からスタートしました。滋賀県及び近江八幡市では、元気高齢者の育成支援を目標において、健幸なまちづくりに積極的に取組まれています。近江八幡市では特に、「0次予防の推進」や「商助によるまちづくり」などを掲げて、ユニークな活動を市内外に発信されておられます。

この研修会では、県下自治会のリーダーに、元気高齢者が地域を創ることの重要性や具体的な展開について、考え議論していただくことが狙いです。最初に私の方から、「地域の力を引き出すまちづくり」と題してミニ講演を行い、続いて「商助について」他具体的な地域の支え合い活動状況について事例発表等行っていただき、参加者にご議論いただくスケジュールで行われました。案の定、住民と行政の関係の在り方を見直す必要性を、互いに実感する場となりました。自治会の役員への後継者不足や住民の関係性の希薄化など自治会の存続すら危ぶまれる状況です。地域課題の解決を行政から自治会にお願いするスタイルを改め、自治会の主体性や実践力をいかに引き出し、住民が地域を創る支援を、行政他関係者が果たせるかが問われています。今回の研修会を契機に、行政と自治会の新たなかつ本来の関係性が構築されることを期待しています。

終了後の懇親会にもぜひ参加して欲しいとの要請でしたので、喜んで加えていただきましたが、地域をよくしたいとの強い思いを持った「住民の力」が実感できる場に身を置くのは、まさに“パワースポット” 自分自身がエンパワメントされました。 

 

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