地域包括ケア時代のマネジメンターを育成支援~日総研セミナーin東京開催! 今後 岡山・札幌・名古屋で!!

   

2月24日(日)10:00~16:00、東京地区を皮切りに、2019年春の日総研セミナースタートしました。テーマは、「地域包括ケア時代」入院・退院・在宅療養の切れ目ない支援の実践~ケースメソッド的検討の勧め~です。「入院前からの退院支援」の実施、地域連携・退院調整・総合相談・連携事務業務の一体運営は、既に先進的な病院で導入されています。その先駆けとして実践してきた私としては、入退院支援や地域連携、さらには「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセス」をふまえ、セルフケアを充実強化した「患者の生き方」を支えるということを考えていくことの大切さを強く感じています。また多職種・多機関連携に実践できるケースメソッドを体験し、チームマネジメントの力をつけていただく研修としています。2018年の研修会では、①地域包括ケアがどういうものか本質的に理解できた。②目的達成型の考え方、ケースメソッドがとてもよかった。③「連携とは手段であって目的ではない」は目から鱗でした。といった参加者の声をいただいており、今回はさらにパワーアップしたセミナーを企画運営していきたいと思っています。

東京地区の参加は36名で、私の話を初めて聞くという方ばかりです。職種としては看護師さんが最も多く地域連携に関わる管理職の方々が多くみられました。

当セミナーのプログラム概要は以下の通りです。岡山・札幌・名古屋でお会いできることを楽しみにしています。

1.人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセス

1)新ガイドラインの診療報酬加算要件化の意図

2)Advance Care Planning は誰のため/何のため

3)Quality of Life と Quality of Death

4)患者と話し合う、文書にまとめる際の注意点

5)地域住民への啓発活動

2.入退院支援と在宅療養支援

1)入院前から取り組む退院支援と入院支援

2)病棟看護師と訪問看護師の連携

3)外来での体制づくりと情報共有

4)看護師とMSWの協業と分業

5)HAD予防の必要性~医療は生活に戻すためにある

3.地域連携・多職種連携マネジメントの要点

1)地域連携マネジメント~地域の資源とどうつながるか

2)ケースメソッドで連携の力を

4.【演習】ケースメソッドを体験

*価値観の異なる職種、立場の違う者が集まって、共通の目標に向かって協働するための手法を学びます。

今後は、3月2日(土)岡山地区、3月23日(土)札幌地区、3月24日(日)名古屋地区、全国4会場で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

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