社会人に公衆衛生マインドを~東京医科歯科大 MMA講義~
東京医科歯科大学には MMAコースという社会人を対象とした公衆衛生を学べる大学院があります。私の公衆衛生の同志である河原主任教授の肝いりで発足し 今年で13年目を迎えます。標準修業年限1年で修士(医療管理学)が取得できる医療管理学コース 標準修業年限2年で修士(医療政策学)が取得できる医療政策学コース・・・さすが日本の中心東京 そこには医療福祉関係に限らず 教育や企業・コンサルタント関連など 多くの「志」ある方々が集まります。
5月19日(木)の夕方(6:00 ~9:00) 今年で数回目になりますが 医科歯科大の非常勤講師として行ってきました。私もいろいろな方々を対象にお話をさせていただいていますが 彼らの視線は特に熱さを感じます。講義後に鋭い意見が出るのもその一端です。今回での一つをご紹介すると 「MCCEサイクルを回そう!!【M:ミッション C:コンセンサス C:コミット E:エンパワメント) 」は私の話の一つコアですが Sのつく某大手企業の受講生が 「大手企業であっても 現実に直面して Mの設定を誤ることがある。いかに原点に返ってMをぶれさせないことが重要か 改めて考えさせられた」・・・私にとって「的を得たり」の発言でした。休憩時間や終了後の時間も貴重なディスカッションの場となり 私自身がエンパワメントされました。
公衆衛生関係者だけでなく またかかりつけ医師や歯科医師・薬剤師等医療関係者や介護福祉関係者にとどまらず 社会幅広く公衆衛生マインドが広がることの大切さを改めて痛感しました。
帰りは 22時東京発の寝台特急サンライズ瀬戸に飛び乗って帰路につきました。トワイライトエクスプレスには乗車する機会を逸しましたが プチ寝台特急体験を楽しみにしていました。濃いめのハイボール(缶)を 狭いながらも楽しい個室で味わいながら 講義の後の余韻を楽しむことができました。 推理小説の読み過ぎ? 殺人事件は起きませんでしたが 揺れる車内はさすが睡眠不足は避けられません。思い出の体験として 今後はやっぱり新幹線か飛行機にします。