三重県内の“つなぎ人”を育成支援~在宅医療介護連携コーディネーター養成研修 in 津~

   

11月27日(月)は、極寒の東北から暖かさすら感じる東海 三重県津に参りました。三重県の医療介護連携アドバイザーとして6か月経過しましたが、今回は三重県と三重県医師会共催による、地域の人材育成研修会にお招きいただきました。三重県保健福祉部の栗原正明氏と三重県医師会の中村康一常任理事のご挨拶があり、他県を凌ぐ両者の連携の強さを感じながら、「医療介護連携コーディネーターの心構え」と題して、先日の盛岡の“つなぎ人”集会の勢いの延長線で、約60分間お話をさせていただきました。県下各地域から会場の三重県医師会館には、140名ほどの連携実務者が官民を問わず集まりました。三重県医師会のリーダーシップは他県を圧倒していると、私は常日頃感じていますが、市町村行政と地域医師会との連携(パートナーシップ)も進んでいます。この関係に地域に密着した病院が参画することで、地域包括ケア時代をけん引する、最も強力かつスタンダードな基盤ができると、常日頃から確信していますので、三重県の取組みに心から期待しております。講演後に名張市の北森祥子氏(在宅医療センター・保健師・市役所OB)や、桑名市の中道尚美氏(在宅医療・介護連携支援センター・看護師)の「住み慣れたまちで暮らし続ける ささやかな幸せ」を目標にした活動報告をうかがいました。いずれもこの基盤が原動力となっていることが伝わり、この仕組みをスタンダードに、三重県下はもちろん全国に広げていく大切さを再確認することができました。社会的弱者をケアする仕組みから、社会的弱者を産み出さないまちづくりへと、さらに発展されることを祈念して、二つのご報告にエールを送らせていただきました。

終了後は、津の港から直接セントレア(中部国際空港)に45分のアクセスで帰路につきました。夕食は味噌ひれカツ!えびふりゃー!! これからこの経路をどれくらい行き来するか?これからも楽しみです。

 

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