ゴールを共有する:連携から統合へ~桑名からの発信:三重県医療介護連携アドバイザー~

   

8月18日(土)14:00~、三重県医療介護連携アドバイザーの一環として、桑名市・木曽岬町の医療・介護・福祉専門職、行政職等を対象とした研修会に講師としてうかがいました。会場となったNTNシティホールには、約100名の方々(ケアマネ30人、包括スタッフ15人、行政15人、医師7人、三重県医療保健部2人、その他医療機関の事務、看護師等)が集まりました。桑名医師会の理事や行政の方々の強い連携で今回の企画・運営が行われています。講演前にお話をうかがって、やらされていない医師会の積極性が伝わってきました。

演題名は「地域包括ケア時代:生活に戻すための多機関・多職種連携~元気高齢者の育成支援~」でした。多機関・多職種連携は手段であり、要は“何をするかではなく、何を目指すか”であり、目指すべきゴールのイメージ共有ができれば、連携は統合となって、本領を発揮する旨伝えました。関わった人の力を引き出す“エンパワメント”を常に意識していれば、自ずと自分の力も引き出されることを信じて、やらされないで、やりたいことをやっていきましょうと、エールを送って参りました。

 

三重県のアドバイザー事業2年目ですが、地域の行政や医師会等が私を受け入れ、共に積極的に取組んでいこうという姿(意思表示)を、いたるところで見せていただいています。責任を感じながらも、私自身エンパワメントされています。今回を契機とした桑名の今後も楽しみです。桑名と言えば“焼き蛤”ですが、今回は味あうことなく直ぐに帰路につきました。9月15日、今度は市民対象の講演会で、再度うかがうことになっています。できればその際に!!

 - その他