三重県医療介護連携アドバイザーいよいよ本格稼働~三重県松阪市 紀南地域へ~

   

2015/ 3/ 5 7:56

7月20日は 朝10時から 松阪市 午後からは熊野市 今後の打ち合わせのため 県の課長や医師会の常務理事ら県と医師会の関係者と共に 車で三重県を縦断してきました。 各地の行政の事務や保健師の方々 松阪では三重県医師会の監事の志田幸雄先生 紀南では谷口智行先生など 在宅医療のリーダーの医師会の先生方と 地域包括ケア時代をいかに活き抜くか 実態や課題について教えていただきながら ゴールを明確にとらえ共有して協働していくことを話し合ってまいりました。課題解決に振り回されず 目的を見据えたPDCAサイクルを アドバイザーとしてしっかり回せるよう 地域での講演会や勉強会等 役割と責任を確認してきました。

地域は悩んでいます。地域包括ケアっていったい何なんだ? 課題山積の中で 何から手を付けていいのか? 医療者不足・人材不足 どうして確保したらいいのか? 公務員の皆さんは “誠実”だからこそ 何とかしないといけないと思えば思うほど行き詰っています。そこで原点に戻ること!! 悩んでいるのはすべて手段 解決困難な手段で堂々めぐりしていることを確認して 何を目指すのか つまり“ゴール”があいまいになっていることに気づくことが肝心です。

松阪でも熊野でも この考えに基づいて 「元気高齢者を育成支援して 住民力や地域力を引き出し その人らいいしい生き方死に方が実現できるまちづくり」をゴールに 地域包括ケアを進めていくことを確認いたしました。医師会と行政がタッグを組むことが 最も効率的効果的な推進力となります。熊野は1総合病院 1医師会 そして3市町といったまとまりやすい郡部モデルですが 松阪は3つの総合病院他多数の病院がどのように連携できるか 地方都市モデルとしての課題はあります。それぞれ地域特性を踏まえながら ゴールに向かって どのようにアプローチしていくか 責任の重大さを感じる一方 やりがいでワクワクしています。 強力な県行政や県医師会のバックアップのもと 三重県のアドバイザーとして 今年はさらなるパワーアップを図りたいと思っています。

2007/01/01 12:10

 - その他