愛媛新聞社とのコラボレーション~宇和島経済研究会~
2月21日(水)12:00~、宇和島第一ホテルにおいて、宇和島経済研究会が開催されお招きいただきました。当地域は、私が20代半ばから30代半ばまで10年余りを過ごした第二の故郷でもあります。その当時とはずいぶん人は少ないものの、何ともノスタルジックな商店街を歩きながら会場に向かいました。当講演会は、愛媛県庁時代からの知人である玉井知子氏(愛媛新聞社 南予支社長)の依頼で、彼女が八幡浜勤務時代にも同様の会にうかがいました。友人というのはありがたいもので、私にいろいろな出会いの場をつくっていただきます。宇和島地域の経済を支える会社社長さんはじめリーダーの方々が50名余り参加されました。忙しい方々の集まりですので、昼食をしてその延長線で、リラックスしてお話を聞いていただくといった、いわゆるランチョンセミナー的な形式です。講演テーマは、「地域包括ケア時代 元気高齢者を育成支援する地域へ~やりたいことは上手くいく~」で、地域包括ケアと産業保健(メンタルヘルス)を混ぜたような内容です。医療福祉関係の方々はほとんどいらっしゃいませんでしたが、講演終了後の感想では、「すべての分野に通じる話だった」と、多くの方からご好評をいただきました。産業保健はもちろんですが、地域包括ケア時代は、保健医療福祉関係者に留まらず、あらゆる地域資源が参画する必要性があります。近江八幡市で進めている“商助”のように、元気高齢者の活躍を推進する、経済界のいわゆる“三方良し”の取組を心から期待するものです。