新潟大学病院の生活に戻すためのアウトリーチ~患者総合サポートセンター キックオフ!講演会~

   

2月23日(金)17:00~19:00、患者総合サポートセンター(2017年12月1日設置)の開設を記念したいわゆるキックオフ講演会が、新潟大学医科歯科病院において、院内外100名余りの保健医療福祉及び行政関係者の参加ものと開催されました。大学で共に地域連携・退院支援部門において取組んできた、そして今も新潟大学病院でその分野のリーダーとして活躍されている 鈴木一郎先生からの招聘です。新潟大学病院ではこれまで、地域保健医療推進部として退院支援と医療連携を運営されていましたが、今後は患者総合サポートセンターという名称に改組され、新たに3年前に開設した入退院センターと相談機能を統合的に扱う部署となったとのこと。愛媛大学病院の総合診療サポートセンターのマインドが全国に広がりつつあること、大変心強くうれしく思います。鈴木先生からは「入退院支援の部分については、周術期支援から重点的に取り組むこととし、麻酔科、薬剤部や歯科等と検討しながらできるところから走る、という体制構築を行っている。新しい部署に期待されるものも大きい。」と力強いお言葉がありました。概ね2時間余り、愛媛大学病院のTMSCの立ち上げや運営について、30年度の診療報酬改定と今後の方向性などをご紹介しながら、地域包括ケア時代の急性期病院 特に大学がその推進役となって地域で模範として活躍されることへ、心からエールを送って参りました。

また新潟市から、清水保健師や斎川MSWなど、全国に発信している我が同志も、上司や仲間を連れてわざわざ顔を出していいただきました。全国いろいろ回っていますが、このように各地域で知り合った仲間が駆けつけてくれるのは本当にうれしいことですね。

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