長野県内に広がる地域包括ケア時代のマインド~伊那中央病院地域医療連携講演会~

   

2月24日(土)、まだいたるところに雪が残っている新潟駅、6:05発の始発列車に乗り、途中吹雪などまだまだ冬真っ盛りの地域を見ながら、高崎で乗り換え、長野からは高速バスに乗り継ぎ、11時過ぎに、南アルプスに囲まれた長野県伊那市内の会場、生涯学習センターホール(いなっせ6F)にたどり着きました。当会は、伊那市の中核病院である伊那中央病院が主催し、伊那市・箕輪市・南箕輪市、伊那医師会・歯科医師会・薬剤師会などが共催して、毎年一回開催されているとのことです。今回は住民をはじめ医療福祉関係者が200名余り参加されました。信州大学病院が開催した講演会をきっかけに、長野県内に同志が広がり、その方々のラブコールで、長野にうかがう機会が増えています。

講演テーマは定番ですが、「地域包括ケア時代 元気高齢者を育成支援する医療・介護そして地域」です。約90分にわたって、住民が自分らしい生き方・死に方を実現するために、どんなまちになればいいか? 連携は手段であり、何のために連携が必要なのか、みんなが目指すべきまちの姿を妄想し、その実現に向けて、互いにアウトリーチをかけるこことの大切さを伝えて参りました。伊那中央病院はこの地域において、まさに中核として、地域包括ケア時代をけん引する原動力です。地域行政や医師会(3師会)等がまちづくりとして協働できる体制づくりに果たす役割は大変大きいと思います。院長や副院長先生他幹部の方々の意気込みも直接聞かせていただきました。今後しっかりフォローしていきたいと思いました。

 

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