地域は住民が創る「みんなですすめる地域づくり」講演会~野洲市自治会長・民生委員研修会~
5月26日(土)14:00~、野洲市自治会長・民生委員研修会が開催され、約250名の参加がありました。当市の「生活支援体制整備事業を活用した地域づくり」については、地域包括支援センターが中心となって、自治会等への説明を繰り返し、少しずつ理解が得られるようになってきたとのことです。しかし一方、自治会長の中には、先進地の事例など、市として「こうしたい」という具体案を示さないと議論のしようがない。また、予算がいくらあり、補助してもらえるのかどうか教えて欲しい。スケジュールを決め、地元に何をして欲しいのか、わかりやすくまとめてほしい。自治会長、民生委員などの負担を増やさないこと・・・等々発言もあり、市として「地域づくり」を住民と共にさらに理解を深め協働していくことの大切さを痛感されていました。住民意識醸成の核となる自治会長や民生委員の皆さんに、行政等から頼まれてやらされるのではないこと、地域づくりは住民自身が本来進めることであること等当たり前のことばかりですが、滋賀県のアドバイザーとしてうかがいました。元気高齢者が地域にあふれ、地域づくりに取組む野洲市の将来を、住民自身が妄想する。そしてその実現に向けて、行政がしっかりサポートする・・・といった互いの関係性づくりの大切さを、約60分で伝えて参りました。講演中に参加者それぞれから送られる熱い視線を十分感じることができ、私の真意が伝わったと体感することができました。
講演後、自治会長や市民部長、地域包括支援センターの方々と少し歓談しましたが、意気込みは“バッチリ”今後の活動の展開が楽しみになりました。