高知県西部の元気高齢者の息吹きを感じて~黒潮町・四万十市・土佐清水市:市民講座~

   

11月30日(土)、この日は高知県西部の2か所で、午前午後と、市民に向けた講演をしました。各地域とも「元気高齢者が地域を創る」というテーマで、プレゼンスライド無しの口演をさせていただきました。当地域の行政や医療介護関係者には、昨年から私の話は聞いていただいています。また今年の7月にもお招きいただいたばかりですので、今回はその延長線上で、住民の本気を引き出すきっかけになるよう、住民と目標を共有するための“助っ人”として、重責を感じながら、「住民力・地域力が発揮されてこそ、地域の明るい未来が見えてくる」ことを強調して参りました。

10:00~11:30は、高知県幡多郡黒潮町の”あかつき館において、黒潮町・黒潮町教育員会および四万十市主催による、第13回黒潮町民大学です。学習熱心な幅広い年齢層の住民が数十名参加され、90分間熱い視線を送っていただきました。御荘保健所長時代に足を延ばして子供たちを連れてきた、思い出の入野の砂浜の近くの会場でした。合併前の大方町でお世話になった、小室保健師(退職されても活躍されてます)さんも会いに来ていただいて、懐かしい旅になりました。

15:00~17:00は、土佐清水市中央公民館において、土佐清水在宅医療多職種連携協議会および土佐清水市の主催による市民公開講座です。協議会長や市長の挨拶には、「市民のやりたいことを実現していきたい」「元気高齢者の育成支援に力を入れる」といった内容が全面にあり、私を講師としてお招きいただいた熱意が伝わっての講演スタートでした。市民約100名が参加され120分間の長い講演に、市長をはじめ皆さん最後まで熱心に耳を傾けていただきました。

前夜祭そして当日にも交流会が開催され、当地域のエネルギーを肌で感じることができました。また今回は自家用車による移動でしたので、海のそばのリゾートホテルや、四万十川や太平洋の景観を楽しみながら、ジョン万次郎記念館にも訪れることもでき、高知西部の小旅行を楽しむことができました。

 

 

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