住民のエンパワメントへ~第2回近江八幡市地域医療に関する懇談会~

   

2月15日(金)14:00~、近江八幡市総合福祉センターひまわり館において、第2回近江八幡市地域医療に関する懇談会が開催され、滋賀県の医療福祉推進アドバイザーとしてお招きいただきました。昨年の10月12日に、第1回の懇談会が開催されて以来です。昨年春に市長に就任された小西理氏と医療関係者の目的共有のもと、近江八幡市の地域包括ケア時代の医療体制を協働して構築するための懇談として、福祉保健部の鳥居広子部長らが肝入りで企画されたものです。前回同様、小西市長に、近江八幡市蒲生郡医師会の山本克興会長や近江八幡市総合医療センターの宮下浩明院長、ヴォ―リーズ記念病院の周防正史院長、さらに管轄の東近江保健所の寺尾敦史所長、さらに今回は、由利和雄院長(滋賀八幡病院(精神))、富永章一副会長・石黒幸恵歯科衛生士(湖東歯科医師会)、藤居剛会長(八幡蒲生薬剤師会)、行政からは、福祉保健部の以外にこども青木子供健康部長他が行政幹部が新たに加わり、まさに当地域のトップリーダーの集まりとなりました。ボトムアップの地域に根づいた活動の重要性は言うまでもありませんが、トップダウンの目的を共有したバックアップが、地域を動かす原動力になると確信しています。

“生活を支えるための「かかりつけネットワーク」の充実強化”“ACPに代表される住民の意識醸成やセルフケアの推進”“元気高齢者の育成支援”など、第1回目の話し合いで共有された方向性を、さらに広い範囲に広げることで、多機関多職種が現場でぶれずに活動できる基盤が整います。鳥居部長の進行で、小西市長も終始参加者の声に耳を傾け、しっかりと意見を述べられ、「住民や地域のエンパワメント」に向けた市政への、コンセンサスが図られたと思いました。当懇談会は、当市の地域包括ケア時代の医療・介護体制の構築に向けた、当市の意気込みの象徴であり、今後の継続と展開を心から期待しています。

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