地域包括ケア時代はやりたいことをやり続ける元気高齢者が創る~第3回松本市波田地区地域づくりシンポジウム~

   

2月17日(日)13:30~16:30、波田文化センター(アクトホール)において、第3回松本市波田地区地域づくりシンポジウムが開催され、講師としてお招きいただきました。当地区では、地域包括化ケアシステムの構築に向けた、地区の目標を「元気で活動する高齢者づくりと高齢者に感謝する人づくり」として、「まちづくりモデル町会推進事業」に取組んでおられます。平成29年5月13日に信州大学付属病院で開催された、「実践力ある在宅療養支援リーダー育成事業」の私の講演内容を、波田地区住民に是非聴かせたいとのことで、今回の企画が実現しました。主催者の強い思いもあって、住民や行政・社協及び医療介護関係者約300名が参加されました。

講演後には事例発表もあり、当地域が地域包括ケアシステムの構築に向け、寝たきりや認知症の予防(健康寿命の延伸)には「つながり(集う)と笑顔」が大切との地区住民全体の勉強会を開催してこられた経緯。さらにより身近な町会単位の活動も取り入れ「モデル町会推進事業」として、町会単位の「健康・介護予防講座」と、「つながり」と「困りごと」をテーマとしたワークショップをなどの開催など、住民の意識醸成に積極的に取組んでいる状況の報告がありました。それから、アトラクションとして、長野県松川村の松川響岳太鼓(全国大会出場経験あり)の太鼓演奏と、日本代表として海外のコンクールにも参加した経験のある波田少年少女合唱団の合唱なども行われ、まさに地域ぐるみの会にお招きいただいたことを実感することができました。

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