地域包括ケア時代を自治労が牽引する~福井県本部第8回福祉自治研集会~
2019/12/08
12月2日(月)18:25~20:00、福井県鯖江市「アイアイ鯖江」多目的ホールにおいて、第8回福祉自治研集会が開催され講師としてお招きいただきました。自治労組合員・自治研センター会員および堪能地域の医療福祉関係者他100名余りの参加がありました。当自治労の企画の皆さんから、以下のメッセージをいただき、そのリクエストにお応えできるよう、「依存からの脱却、そして地域で活きるまちづくり~自分らしい生き方、最期の迎え方を実現するために~」と題して、用意していたスライドを全く使用せず、約90分間の熱弁をさせていただきました。
<福井県自治労からのリクエスト>
“してあげる”“してもらう”といった医療・介護・福祉サービスへの依存型の現状のままでは行き詰まりが懸念され、自助・互助・共助・公助のバランスの再構築が必要だと感じています。多機関・多職種連携の強化の必要性や、地域包括ケアの真意は地域づくりであるなど言われていますが、ミッション(目標)を共有できていないのが現状です。「どんな生活(生き方)をしたいか」「どんな最期を迎えたいか」=「どんな地域をめざすのか」を行政や関係機関など一部が考えるのではなく、地域住民とともに共有し、一丸となって取り組んでいくことが重要であることを伝えていただけるとありがたいです。本集会は、行政や福祉事業所等で働く組合員だけでなく、市民の参加も募る集会のため、“地域づくり”を視座にご講演いただきたいと考えております。連合主催の集会の時のようにガツンと課題を投げかけていただき、参加者の「気づき」と「行動」につながる契機となればと思っております。
講演会終了後、越前市の「新吾寿司」に会場を移し、交流会に参加させていただきましたが、セイコガニや地酒など福井の味に浸りながら、彼らの熱意に感動し心強く思いました、今後とも自治労関係者への応援ができるよう、まだまだ自己研鑽していこうと、私の方がエンパワーされました。
今回は講演に便乗して、プチ旅を楽しませていただきました。生憎の雨ではありましたが、曹洞宗の総本山である「永平寺」や「丸岡城」、福井市内の「柴田勝家公の館」「福井城址」など、宗教や歴史を学ぶことができました。