コロナ感染者との濃厚接触を通知 アプリ「COCOA」利用開始
プロ野球の無観客試合が開幕しました。盛り上げようと努力されている関係者に敬意を表する一方、今後もスポーツを始めイベント会場に多くの人が集まることが難しいこと、評価指標として成り立たなくなったこと、そして「三密を避ける」というスローガンがとけない限り、あの日が帰ってくることはないことを、逆に痛感させられました。
ワクチンや治療薬の開発、抗体や非感染者である証明書の発行など、感染していないことの「証拠」作りが、その手立てとして進められることになるんでしょうね。
一方、コロナ感染者との濃厚接触を通知 アプリ「COCOA」利用開始とのこと。好奇心一杯の日本人に広がるかどうか❓ 有る意味興味深いですが、馬鹿げているというか、恐ろしいことが起きているように思っているのは私だけでしょうか。 保健所が苦労している「疫学調査」による濃厚感染者の洗い出しが、このアプリによって軽減されるからですか❓
人同士が安心して接することを拒み、国民全体で陽性者狩りに取り組むことに巻き込んでいくのではないだろうか、懸念しています。 この仕組みを、互いの思いやりとして位置づけ、子供達や高齢者にも広げていくんですか❓
世の中、大変な方向に進んでいます。“With COVIT-19”の掛け声は良いのですが、コロナ禍後の新しい生活様式とは一体何なのか? 結局は、人と人を繋ぐことから逆行する “分断の施策”に溢れているように思います。
少子高齢化のトップランナーとして、地域包括ケア時代を推進してきた、人と人を繋ぎ支え合う共生の社会づくりといったこれまでの方向から、遠ざかっていくことを心配しています。 マスクをしてスポーツをしていたり自転車に乗っている、まじめな日本人の「滑稽さ」レベルではすまないように思います。