令和5年度近江八幡市医療連携推進会議~ウロフレイル:排尿からフレイルを推進~

   

近江八幡市医療連携推進会議が 令和5年10月20日(金)、近江八幡市総合福祉センターひまわり館で開催されました。コロナ禍の間はハイブリッドで開催されていましたが、今回は対面開催となり、現地に久しぶりにうかがいました。私1人が県外者ででありますが、近江八幡市のアドバイザーを仰せつかっている関係で議長をさせていただいています。

メンバーは,当地域の医療介護のリーダーの方々で、行政関係者以外に、宮下浩明先生(近江八幡市立総合医療センター事業管理者)はじめ、地元の医師会・歯科医師会・薬剤師会、訪問看護ステーションや介護支援事業所の代表者等が参加されました。

当協議会は、地域支援事業や等に在宅医療及び介護の提供体制の整備に関する調査及び審議を行うために設置されています。所管業務としては

(1) 包括的な医療及び介護の提供体制の整備に関すること。

(2) 医療と介護の多職種連携の推進に関すること。

(3) 在宅医療及び介護を担う専門的な人材並びに互助の仕組みを支える地域の人材の育成に関すること。

(4) 在宅医療に関する関係機関及び地域住民への啓発に関すること。

(5) 認知症初期集中支援チーム検討委員会に関すること。

(6) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める事項に関すること。

等となっています。

これまで第8期を迎えており、来年は第9期となります。住民のセルフケア力の向上に向けた専門職の関与がどう進められるかという点に着目して、排尿支援やACP普及に焦点を当てた取り組みを進めています。

各委員が同じ方向性で議論できるような環境づくりと、前向きな話し合いができるようマネジメントするのが 議長である私の役割です。

私から以下のポイントを踏まえた、ミニレクチャーをいたしました。

・ウェルビーイングの実現のために医療・介護連携が重要であり、その取り組みの評価指標に排尿やACPの視点を含めて推進していくことの効果

・排尿支援における予防的な観点について

・セルフケア力向上に向けて、住民にどう働きかけるか。関心を持った人が行動につながるようなきっかけ、環境づくりの必要性と専門職の関わりについて

・ウェルビーイングと主観的幸福感の関係について等々

 各委員からは、以下のような意見を求めました。

・排泄やACPに関する課題、日々の業務を通じて感じる事等について

・住民に排泄やACPの重要性を気付いてもらい、将来の問題として早目のセルフケアを実施していくために、予防的な観点から各専門職でどのようなことができるか、また多職種連携でどのようなことができそうか

(住民主体のセルフケアを支えるための専門職の関与に当たりできること、出来ると望ましいこと)

・上記の取組を進めるにあたり、必要なこと ほか

各委員からは終始活発な意見をいただきましたが、コロナ禍においても少しずつ着実にこれまで進められてきたので、いよいよこれからは、住民・地域へのアウトリーチをかけた取り組みに展開していければと、私としてもワクワクしているところです。

10月20日は 丁度私の誕生日でした。滋賀の友人である角野(滋賀県理事)夫妻らから、祝っていただき、感謝感謝!!

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