地域包括ケアのまちづくりは医師会がけん引する~日本医師会介護保険委員会~

   

12月22日 日本医師会館において、介護保険委員会(篠原委員長【静岡県医師会長】)が開催されました。当委員会では、『認知症になっても暮らせる「まちづくり」』を実現するために、医師会や医療機関がどのような役割を果たせばいいか、横倉会長からの諮問を受け、当委員会で平成28・29年度の2年にわたり鋭意検討してきた結果を答申として報告することになっています。これまで厚労省や各地の先進的な活動をされている方のご講演をもとに、数回にわたって議論して参りましたが、いよいよ次回の一月末の委員会が最終ですので、今回は報告書案の検討の場となりました。私は当委員会のオブザーバー(アドバイザー?)として、これまでの検討内容をもとに、報告書のたたき台を作成する役割をいただいています。今回は、このたたき台をもとに説明し、議論いただく場となりました。30年度同時改正と同時期となったことからも、テーマは認知症であっても、地域包括ケアシステムの構築や推進が主テーマとなり、いかに住民力・地域力を引き出し、医師会としてまちづくりのけん引役を果たすかが論点です。委員の先生方は、地域包括ケアへの理解はもちろん、その推進者として活動されている、各医師会から選ばれし方々揃いです。この中でのディスカッションは、私にとってとても楽しく有意義な時間です。その思いも含めて、報告書に書き込みたいところですが、今回のご意見を踏まえて、1月の最終の会議につなげたいと思っています。今後この委員会はまだまだ継続され、有意義な提言がなされて行かれると思います。

私としても、この委員会に必要なスタッフとして加えていただけるよう、引き続き努めてまいりたいと思います。委員の先生や事務局の皆様どうかよろしくお願いいたします。

 - その他