櫃本真聿の今の活動① ~順風会天山病院での産業保健活動~

   

大学病院を早期退職して7年半が経過しました。

大学退職後には、日総研(日本医師会総合政策研究機構)に行くか、複数の勤務先を兼務するフリーランスを選択するか迷ったことを思い出します。

それまで県行政と大学という公務員生活が大半を占めていましたので、フリーランスには不安もありましたが、一方で「自由に自分らしく」が実現できるワクワク感もありましたので、結局は現在の道を歩むことにしました。

 その決断の後押しをしてくれたのは、ご紹介する「医療法人 順風会 天山病院」でした。アトムグループ(https://www.atomgroup.jp/about/index.html)の一環として運営されており、順風会健診センターと連携して、健康面から県内はもとより広く四国内の事業所のバックアップをしてきています。

 私には愛媛大学時代に、独立行政法人化に伴う安全衛生分野の立ち上げに参画し、その後特別部会長としてその推進に関わってきた経緯がありました。退職を決意した時は、ストレスチェックが始まる前年でしたので、その体制づくりのマネジメントに奔走していましたね。

 その折に、天山病院から、「ストレスチェック及び事業所のサポートに積極的に取組みたいので来ませんか」とお声がかかりました。私にとっては「渡りに船」、ありがたいお誘いでした。

その当時はまだそれほど言われていなかった「健康経営」に関心を持っていましたので、ストレスチェックの導入をきっかけに、その先駆的な活動ができるんではないかと、期待を膨らませていましたね。

あれから数年経ちましたが、事業所へのストレスチェック体制や産業保健支援体制は、徐々にではありますが成果を上げてきたと思っています。しかしまだまだ「健康経営」の推進に向けたアプローチはこれからです。

まずは身内からということで、一大組織であるアトムグループの健康経営に向けた取組みに力を入れているところです。

産業保健支援部門と営業部門が連携して、アトムグループ全体の安全衛生委員会をZOOM会議でマネジメントし、各施設や機関での安全衛生活動の活性化や支援を行っています。回を重ねるたびに、メンバーの意見が積極的かつ活発化し、健康経営への理解も着実に進んでいることを体感しています。

私からのミニレクチャーも恒例となっており、今回はハラスメントについてでした。ハラスメントを防止することが狙いではなく、ハラスメントが生じる職場環境に目を向けることで、互いの信頼関係の構築など、快適な職場づくりに向けた活動に発展することが重要であると伝えました。

アトムグループはあまりに組織が大きいため、目標を共有した取組みやその実現に向けた連携にはかなりの労力が必要ですが、その大きな一助となると信じて、この取組みを継続発展させていきたいと思います。

フリーランスでも、やりがいのある仕事ができることを実感させていただいています。順風会およびアトムグループの関係者に心から感謝しています。

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