課題解決型から脱却して目的を共有して協働しよう~甲賀市保健師連絡会~

   

12月1日(金)甲賀市の水口保健センターで、地域包括ケアの推進に向けて「地域マネジメントを推進するために必要な力」を養うことを狙いに、ケースメソッドを用いたグループディスカッションを活用した、研修会が開催されました。滋賀県の人材育成研修に参加した当市の保健師(西田薫氏・北岡明乃氏)が企画して、自らケースを作成し、他部署の行政職員他医療福祉スタッフにも声をかけて行われました。それぞれの市町村なりに、主体的な活動が広がっていくことは、アドバイザーとしてわかりやすいバロメーターです。私は、保健師が進行する中で、時々軌道修正やファシリテートしながら、バックアップするスタイルをとりました。普段、課題解決や諦め場合によっては愚痴をこぼす会に終わってしまいがちな話し合いを、目的志向に引っ張って、“何のために” を言葉からイメージにアップして、それぞれの腑に落とすことができるようなディスカッションを目指します。限られた時間ですが、その成果は間違いなくそれぞれが感じたことと思います。

県では、ケースメソッドのテキストを目下作成中です。今後このような話し合いが、当地域はもちろん、各地で広がっていくように、いたるところで活用していただくことを期待しています。

甲賀市は忍者の里として有名ですが、「こうが」ではなく「こうか」だということを確認しました。今回も時間がなくて、忍者の里の観光は断念しました。

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