地域包括ケアは第４次公衆衛生革命 ～第63回山口県公衆衛生学会～
7月7日（木） 快晴・猛暑の中 第63回山口県公衆衛生学会にうかがいました。我が故郷「志の長州」ということで いつもより気合いの入った面持ちで臨みました。山口市の県総合保健会館のホールは 行政関係者や大学そして学生の皆さんでほぼ一杯の状況でした。私のいただいたテーマは「地域包括ケア時代～生活を途切れささない保健･医療の伴奏者を目指して～」で 元気高齢者を育成支援するための 医療を生活資源とした地域づくりについて 約90分間の熱弁？！をさせていただきました。制限時間オーバーにもかかわらず、座長の高橋先生（岩国保健所長）のご配慮で少し時間をとっていただいたことで 会場からの的確な質問がいただけました。「元気高齢者の働き場所をどうやって増やしていくべきか」また「家族が自宅で要介護者を抱えることで 大変な負担を余儀なくされている状況を どうのようにして打開していくか」など 私の申し上げたい要点が会場に確実に伝わったことが確認でき 自分自身がエンパワメントされました。高橋先生は以前から「ヘルスプロモーションのコアは住民のエンパワメント」と よく言われておりましたが、まさに今回のまとめもその言葉につきると言えます。「志の長州」において 絶滅危惧種と言われて久しい「公衆衛生」が 地域包括ケア時代を背景に 地域コミュニティーに再び浸透していくことを心から期待する次第です。
会場に駆けつけてくれた 山口県庁の岡先生や岩国市の松林部長（保健師）など 久しぶりに旧友と会えたこともうれしかったですね。
ところで 偶然にも 新山口駅の改札で 高校時代（下関西高）の同級生にばったり！！彼はつい先日 JR西日本の社長に就任した来島君で スマートなスタイルながら部下を引き連れた姿は貫禄十分で オラーを放ち 思わず「一緒に写真を撮ってくれる」とお願いしてしまいました。
広島経由 スパージェットの往復でしたので 広島駅内のお好み焼き「麗ちゃん」でイカ天そば入りをテイクアウト。他の店はガラガラなのに この店だけはいつも混んでいるんですね。食べれば分かると言うことでしょうか 船の中で完食しましたが 味とボリュームに大満足でした。先日とは異なり 今夏の山口訪問は わずか2時間のとんぼ返り旅でしたが 何かうれしかったです。
